緑の中に、ピンク色の小さな小さな一輪の花
とても小さな花だけれど、とても大きな存在だった
わたしの視界のちょうど真ん中に顔を見せてくれたその花は
わたしのハートをグッとつかみ
一瞬にして、わたしを別世界へといざなってくれた
世界の中の一つ
そのたった一つの存在は
わたしは一人だから何もできない、などとは言わず
そこに在ることに何ら疑問も不安も恐れも寂しさもないようだった
わたしは世界の中のたった一つに
大きな大きな氣づきと、癒しと、元氣と……たくさんたくさんもらった
わたしも、この花のように、世界の中のたった一つで在りたいと思った